筋トレを続けていると、「もっと各部位を丁寧に追い込みたい」「3分割だと1日のメニューがまだ多い」と感じることがあります。そんな方におすすめなのが4分割法です。4分割法は、鍛える部位を4つのグループに分けてローテーションする方法で、中級者〜上級者に人気の高い分割法です。各部位に多くの種目とセット数を充てられるため、細かい部分まで追い込んだトレーニングが可能になります。ただし、分け方のパターンが多く、「どう分ければいいの?」と迷いやすいのも事実です。この記事では、4分割法のメリット・デメリット、おすすめの部位分けパターン、具体的なメニュー例、週間スケジュールまで詳しく解説していきます。

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4分割法とは?特徴とメリット・デメリット
4分割法とは、全身の筋肉を4つのグループに分け、それぞれの日に1グループずつ鍛えるトレーニング方法です。3分割法よりもさらに細かく部位を分けられるため、各部位に対して十分なトレーニングボリュームを確保しやすいのが最大のメリットです。
4分割法のメリット
- 各部位に5〜7種目を充てられるため、多角的に刺激を入れられる
- 1回のトレーニング時間を45〜60分に抑えやすい
- 各筋群の回復に十分な時間(5〜7日)を確保できる
- 弱点部位にフォーカスしやすく、ボディバランスの調整に向いている
- 中〜上級者が筋肉の質を高める段階で効果を発揮する
4分割法のデメリット
- 週4〜5回のトレーニング時間が必要
- 各部位の刺激頻度が週1〜1.5回程度に留まる場合がある
- スケジュールが崩れると、長期間鍛えていない部位が出てしまう
4分割法は週4回以上トレーニングできる方に向いています。週3回以下しか時間が取れない場合は、3分割法や2分割法のほうが各部位の刺激頻度を保ちやすいでしょう。
4分割法のおすすめ部位分けパターン
4分割法の分け方にはさまざまなバリエーションがありますが、ここでは代表的な3パターンを紹介します。
パターン1:胸+三頭筋 / 背中+二頭筋 / 肩 / 脚
4分割法の中で最もオーソドックスな分け方です。
- Day1:胸+上腕三頭筋
- Day2:背中+上腕二頭筋
- Day3:肩+腹筋
- Day4:脚(大腿四頭筋・ハムストリングス・臀部・ふくらはぎ)
ベンチプレスで胸を鍛えた後に上腕三頭筋を追い込む、懸垂で背中を鍛えた後に上腕二頭筋を追い込むという流れが自然で、効率的に疲労を活かせます。
パターン2:胸 / 背中 / 肩+腕 / 脚
胸と背中をそれぞれ単独の日に設定するパターンです。
- Day1:胸+腹筋
- Day2:背中
- Day3:肩+腕(二頭筋・三頭筋)
- Day4:脚
胸と背中にそれぞれ十分な種目数を割けるため、上半身のボリュームを重視したい方に向いています。腕をまとめて鍛えたい方にもおすすめです。
パターン3:胸+肩 / 背中 / 腕+腹筋 / 脚
- Day1:胸+肩前部・中部
- Day2:背中+肩後部
- Day3:腕(二頭筋・三頭筋)+腹筋
- Day4:脚
腕を単独で鍛える日を設けることで、腕の発達を重視する方に適したパターンです。腕が弱点だと感じている方はこの分け方を試してみてください。
胸の翌日に肩のトレーニングを入れるのは避けましょう。ベンチプレスなどの胸種目で肩の前部にも負荷がかかっているため、連日では回復が追いつかない場合があります。スケジュールを組むときは、関連する部位が連日にならない配置を心がけてください。
4分割法の具体的なメニュー例
パターン1(胸+三頭筋 / 背中+二頭筋 / 肩 / 脚)をベースにした具体的なメニュー例を紹介します。
Day1:胸+上腕三頭筋
- ベンチプレス:4セット×6〜8回
- インクラインダンベルプレス:3セット×8〜10回
- ケーブルフライ:3セット×12〜15回
- ディップス:3セット×8〜12回
- トライセプスプレスダウン:3セット×10〜12回
- オーバーヘッドトライセプスエクステンション:3セット×10〜12回
Day2:背中+上腕二頭筋
- 懸垂(チンアップ):4セット×限界回数
- バーベルロウ:3セット×6〜8回
- ラットプルダウン:3セット×10〜12回
- シーテッドケーブルロウ:3セット×10〜12回
- バーベルカール:3セット×8〜10回
- インクラインダンベルカール:3セット×10〜12回
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Day3:肩+腹筋
- ダンベルショルダープレス:4セット×8〜10回
- サイドレイズ:4セット×12〜15回
- リアデルトフライ:3セット×12〜15回
- フェイスプル:3セット×12〜15回
- アップライトロウ:3セット×10〜12回
- ハンギングレッグレイズ(腹筋):3セット×12〜15回
- アブローラー(腹筋):3セット×10〜12回
Day4:脚
- バーベルスクワット:4セット×6〜8回
- レッグプレス:3セット×10〜12回
- ルーマニアンデッドリフト:3セット×8〜10回
- レッグエクステンション:3セット×12〜15回
- レッグカール:3セット×10〜12回
- カーフレイズ:4セット×15〜20回
上記はジムでのメニューを想定していますが、自宅でダンベルとベンチがあれば多くの種目を代用できます。

4分割法の週間スケジュール例
4分割法をどのようなスケジュールで回すかも重要です。ここでは代表的なパターンを紹介します。
週4回パターン(週1回ずつ各部位)
| 曜日 | 内容 |
|---|---|
| 月曜 | 胸+三頭筋 |
| 火曜 | 背中+二頭筋 |
| 水曜 | 休み |
| 木曜 | 肩+腹筋 |
| 金曜 | 脚 |
| 土日 | 休み |
各部位を週1回ずつ鍛えるベーシックなスケジュールです。水曜と土日に休みを入れることで、疲労の蓄積を防ぎます。
週5回パターン(ローテーション方式)
4日のメニューを順番に回し、5日目にまた最初に戻る方法です。曜日にとらわれず、4日トレーニング→1日休み→4日トレーニング…と繰り返します。この場合、各部位を約5〜6日おきに鍛えることになります。
スケジュールを組む際は、脚の日と背中の日を連日にしないことがポイントです。デッドリフトとスクワットはどちらも腰に負担がかかるため、間に休息日を挟むか、別の部位の日を入れましょう。
トレーニングのスケジュール管理には、NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)のプログラムデザインのガイドラインも参考になります。各部位の回復に必要な時間や、週あたりの推奨ボリュームが詳しく解説されています。
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4分割法で成果を出すためのコツ
4分割法を導入する際に意識したいポイントをまとめました。
「大きい筋肉→小さい筋肉」の順番を守る
4分割法でも基本ルールは同じです。胸の日ならベンチプレス(胸)→ケーブルフライ(胸)→トライセプスプレスダウン(三頭筋)の順番が効率的です。先に三頭筋を疲労させてしまうと、メインのベンチプレスのパフォーマンスが落ちてしまいます。
セット数の管理を丁寧に
4分割法は種目数を増やしやすい反面、気がつくとオーバーワークになっていることがあります。各部位、週あたり12〜20セット程度を目安にしましょう。
記録をつけて進捗を管理する
4分割法は各部位の間隔が空くため、前回のトレーニング内容を忘れがちです。アプリやノートで重量・回数・セット数を記録しておくと、プログレッシブ・オーバーロード(漸進性過負荷)を確実に実践できます。
自分の身体の状態を客観的に把握するには、厚生労働省の「e-ヘルスネット」に掲載されている筋力トレーニングに関する情報も参考になります。

Q&Aコーナー
Q1. 4分割法はいつ頃から取り入れるべきですか?
トレーニング歴1年以上で、3分割法である程度の筋力がついてきた方が移行するのに適しています。各種目のフォームが安定していて、重量の伸びが停滞してきたと感じたら4分割法を試す良いタイミングです。
Q2. 4分割法と3分割法(PPL)、どちらがいいですか?
週4〜5回トレーニングでき、各部位をより細かく追い込みたい方には4分割法が向いています。週3〜4回で各部位の刺激頻度を高めたい方には3分割法(PPL)のほうが適しています。自分のスケジュールと目的に合わせて選びましょう。
Q3. 4分割法で有酸素運動はいつやればいいですか?
筋トレ後に15〜20分程度の有酸素運動を入れるか、休息日に30〜40分の有酸素運動を行うのが一般的です。脂肪燃焼を目指す場合は、脚の日以外に組み込むのがおすすめです。
Q4. スケジュールが崩れたときはどうすればいいですか?
1日飛ばしてしまった場合は、翌日に予定していた部位からそのまま続けましょう。無理に遅れを取り戻そうとして連日ハードにやると、疲労がたまってケガのリスクが高まります。
Q5. 4分割法で5分割法に移行するタイミングは?
4分割法で各部位のトレーニングが物足りなく感じたり、特定の部位にさらに時間をかけたい場合に検討します。ただし、5分割法は週5〜6回のトレーニングが前提となるため、時間と体力に余裕がある方向けです。
まとめ
4分割法は、各部位をじっくり追い込みたい中〜上級者にぴったりの分割法です。「胸+三頭筋 / 背中+二頭筋 / 肩 / 脚」の分け方が最もオーソドックスで、初めて4分割法に挑戦する方にもおすすめです。スケジュールを組む際は、関連する部位が連日にならないよう配置を工夫しましょう。大切なのは、自分のライフスタイルに合った分割法を選ぶこと。2分割法でも3分割法でも4分割法でも、継続できることが成長への近道です。

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