自宅で本格的な筋トレを始めるなら、可変式ダンベルは見逃せないアイテムです。1セットで幅広い重量に対応できるため、固定式ダンベルを何個も揃えるよりも省スペースでコスパに優れています。ただし、可変式ダンベルには「ダイヤル式」「ブロック式」「プレート着脱式」など複数のタイプがあり、それぞれ使い勝手やメリットが大きく異なります。
この記事では、可変式ダンベルの3つのタイプを徹底比較し、タイプごとの特徴・メリット・デメリットをわかりやすく解説します。自分のトレーニングスタイルに合った1台が見つかるはずです。

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可変式ダンベルとは?固定式との違い
可変式ダンベルとは、1つのダンベルで複数の重量設定ができるトレーニング器具のことです。固定式ダンベルは「5kg」「10kg」など重さが決まっているため、トレーニングに合わせて複数個を買い揃える必要があります。一方、可変式なら1セットあれば2kgから40kg以上まで幅広い重量に対応でき、部位ごとに最適な負荷をかけられます。
自宅のスペースに限りがある方や、これから筋力を伸ばしていきたい初心者にとって、可変式ダンベルは非常に合理的な選択肢です。
可変式ダンベル3タイプの特徴を徹底比較
ダイヤル式(アジャスタブル式)
ダイヤル式は、グリップの両端についたダイヤルを回すだけで重量を変更できるタイプです。重量変更にかかる時間はわずか数秒で、ドロップセット(重量を下げながら追い込むテクニック)にも対応しやすいのが大きな魅力です。
メリット
- 重量変更がとにかく速い(2〜3秒)
- 2kg刻みの細かい重量設定ができるモデルが多い
- ダンベルとしての形状が通常のダンベルに近く、種目を選ばない
デメリット
- 構造が精密なため、落下させると故障するリスクがある
- 価格帯が比較的高め
- 横幅がやや長いため、種目によっては体に当たりやすい
代表的なモデルとして、フレックスベル(NUOBELL)が人気を集めています。スウェーデン生まれのデザインで、2kg刻みの重量変更がスムーズ。最大重量は32kgモデルと36kgモデルがあり、中上級者のニーズにもしっかり応えてくれます。
ブロック式(ピン差し替え式)
ブロック式は、重りのブロックが積み重なった構造で、ピンを差し替えることで使用する重量を選択するタイプです。ジムのマシンと同じような仕組みなので、直感的に操作できます。
メリット
- 構造がシンプルなため耐久性が高い
- 四角い形状なので床に置いたときに安定する
- 高重量モデルが充実している(40kg以上も選べる)
デメリット
- ダイヤル式よりも重量変更にワンステップ多い
- 独特の形状のため、ダンベルフライなど一部種目で違和感がある場合がある
- 横幅がやや大きく、かさばりやすい
代表的なモデルはパワーブロックです。アメリカ発のブランドで、プロトレーナーにも愛用者が多くいます。四角い形状が膝の上で安定しやすく、ダンベルプレスのスタートポジションへの移行がスムーズというメリットがあります。
プレート着脱式(スクリュー式)
プレート着脱式は、シャフト(棒)にプレートを手動で付け外しするタイプです。いわゆる「昔ながらのダンベル」で、構造がシンプルかつ価格が安いのが特徴です。
メリット
- 価格がかなり安い(数千円から購入可能)
- プレートを追加購入すれば重量を拡張できる
- バーベルのプレートと共用できるモデルもある
デメリット
- 重量変更に30秒〜1分以上かかる
- スクリューの締め忘れによるプレート脱落のリスクがある
- 横幅が広がりやすく、種目によっては使いにくい
予算重視ならプレート着脱式、使い勝手重視ならダイヤル式、耐久性と高重量を求めるならブロック式が向いています。トレーニングのインターバル中にサクサク重量を変えたいなら、ダイヤル式かブロック式がおすすめです。

可変式ダンベルを選ぶときの5つのチェックポイント
1. 最大重量は余裕を持って選ぶ
初心者は「今使う重量」ではなく「半年〜1年後に使う重量」を見越して最大重量を選びましょう。男性なら20〜32kg、女性なら10〜20kgが目安です。特に男性は、背中や脚のトレーニングで重量が伸びやすいので、最大重量は大きめを選んでおくと長く使えます。
2. 重量の刻みが細かいモデルを選ぶ
2kg刻みと5kg刻みでは、トレーニングの精度がまるで違います。5kgから10kgに一気にジャンプするとフォームが崩れやすく、ケガの原因にもなります。できれば2〜2.5kg刻みのモデルを選びましょう。
3. グリップの握りやすさ
グリップが太すぎると握力が先に疲れてしまい、ターゲットの筋肉を追い込む前にダンベルを持てなくなります。可能であれば実物を握ってみるか、レビューでグリップ感について確認してから購入するのが安心です。
4. 耐久性と保証
可変式ダンベルは精密機器に近い構造のモデルもあるため、落下させたときの耐久性は重要なポイントです。メーカーの保証期間やアフターサポートの有無もチェックしておきましょう。
5. 収納スペースと台座のサイズ
ダイヤル式やブロック式は、専用の台座(トレー)が付属するモデルがほとんどです。購入前に設置スペースを計測し、部屋に収まるか確認しておくことが大切です。
可変式ダンベルは構造上、床に落とすと壊れるリスクがあります。トレーニング中に限界が来た場合は、床に投げ出すのではなく、太ももに乗せてからゆっくり降ろす習慣をつけましょう。特にダイヤル式は精密な構造のため、取り扱いには注意が必要です。
タイプ別おすすめの使い方
ダイヤル式に向いているトレーニング
ドロップセットやスーパーセットなど、短いインターバルで重量を素早く変えたいトレーニングと相性抜群です。種目間のインターバルを短くすることで心拍数を維持でき、脂肪燃焼の効率も高まります。
ブロック式に向いているトレーニング
高重量のダンベルプレスやダンベルロウなど、パワー系のトレーニングに適しています。四角い形状で安定するため、膝の上にダンベルを乗せてスタートポジションに移行する動作がやりやすいです。
プレート着脱式に向いているトレーニング
じっくり時間をかけてセットを組むタイプのトレーニングに向いています。予算を抑えて筋トレを始めたい初心者や、バーベルとプレートを共用したい方におすすめです。

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可変式ダンベルの長持ちさせるお手入れ方法
せっかく購入した可変式ダンベルを長く使うためには、日頃のメンテナンスが大切です。
使用後は汗を拭き取る
トレーニング後はグリップ部分に付いた汗を乾いたタオルで拭き取りましょう。汗が付いたまま放置すると、金属部分の錆びやゴムの劣化につながります。特にダイヤル式は内部の機構に汗が入り込むと動作不良の原因になるため、こまめに拭くことが大切です。
直射日光や高温多湿を避ける
ラバーやプラスチックのパーツは、直射日光や高温の環境に長時間さらされると劣化が進みます。使用しないときは日陰の涼しい場所で保管するのが理想的です。
定期的にネジや可動部をチェック
プレート着脱式はスクリューの緩みがないか毎回確認することが安全上重要です。ダイヤル式やブロック式も、半年に1回程度はダイヤルの回転やピンの動作がスムーズかチェックしましょう。異音や引っかかりがある場合はメーカーに問い合わせるのが安心です。
Q&Aコーナー
Q. 可変式ダンベルと固定式ダンベル、初心者にはどちらがおすすめ?
長期的に筋トレを続ける予定なら可変式がおすすめです。初心者は筋力の伸びが速いため、固定式だとすぐに重量が物足りなくなり、買い足しが発生します。可変式なら1セットで長く使えるため、トータルコストを考えると可変式のほうがお得になるケースがほとんどです。
Q. 可変式ダンベルは壊れやすい?
通常の使い方をしていればそう簡単に壊れるものではありません。ただし、床に投げ落としたり、ダイヤル部分に衝撃を与えたりすると故障の原因になります。丁寧に扱い、専用のトレーニングマットの上で使用するのが長持ちさせるコツです。
Q. 予算はどのくらい見ておくべき?
プレート着脱式なら5,000〜15,000円程度。ダイヤル式やブロック式の人気モデルは30,000〜80,000円程度が相場です。価格帯はメーカーや最大重量によって異なるため、詳細は各メーカーの公式サイトで確認してください。
Q. 可変式ダンベルはどこで買うのがお得?
Amazon、楽天市場、メーカー公式サイトが主な購入先です。セール時期(ブラックフライデー、プライムデー、楽天スーパーセールなど)を狙うと、通常価格より大幅に安く購入できる場合があります。ただし、人気モデルは在庫が限られることもあるため、気になるモデルがあれば早めにチェックしておくのがおすすめです。
まとめ
可変式ダンベルは「ダイヤル式」「ブロック式」「プレート着脱式」の3タイプがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。重量変更の速さを重視するならダイヤル式、耐久性と高重量を求めるならブロック式、予算を抑えたいならプレート着脱式が適しています。
どのタイプを選ぶにしても、最大重量は余裕を持って選ぶこと、重量の刻みが細かいモデルを選ぶことが失敗しないためのポイントです。可変式ダンベルを手に入れて、自宅トレーニングのクオリティを一段階上げてみてください。
可変式ダンベルの詳しいレビューや比較はマイベストの比較記事も参考になります。また、自宅トレーニングの安全な進め方については日本パワーリフティング協会の情報もチェックしてみてください。
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